酔歩伝

数学的昨日今日 - 2010年12月

2010年12月01日(水) 予防接種

上の子と下の子の両方の予防接種の話。 風邪のせいで予定が遅れまくってますが、 先月、 上の子のインフルエンザの 1 回目と、 下の子の三種混合 + ヒブ + 肺炎球菌の 2 回目をしました (日記に書くのを忘れてたけど 11月29日でした)。 今月は、 上の子のインフルエンザの 2 回目と、 下の子のインフルエンザの 1 回目と 2 回目と三種混合 + ヒブ + 肺炎球菌の 3 回目が予定されています。 もう毎週のように小児科に行っています。 しかしタイトな予定だ……。 一回でも子どもが風邪をひいたらアウトなので、 なんとか無事にいきますように、 と祈るばかりです。 あと関係無いけど、 小児科の先生が三種混合のことを 「サンコン」 って略すのが、 いつも違和感があってしょうがない。

2010年12月02日(木) 論文の作業

先週アクセプトが来た鵜飼論文ですが、 ようやく論文を雑誌のスタイルに合わせる作業をして、 編集担当者に送りました。 あと何故か 「プリントアウトを別に送れ」 とかいう指示があったので、 それも郵送しました。 ということで、 今は組版待ちで、 あとは校正して著作権の手続きをすれば完了です。 論文を出版するたびに同様のことをしているので、 こういうやりとりを英語でやるのも大分慣れました。 慣れましたが、 しかし面倒です。 代わりに事務の人とかがやってくれれば、 非常に楽なんだけどなぁ。

2010年12月03日(金) 来年度のゼミ

来年度のゼミ配属について、 自分のゼミの募集案内を作文しました。 ゼミではこういうことをやります、 配属希望者が定員を超えてたときの対応はこうです、 みたいな文章。 来年度の 4 年生は、 今年度の前期に僕が専門の科目を担当した学年なので、 どういう学生が来るか、 期待半分不安半分です……。 で、 ゼミの学生に期待することを考えてみたのですが、 突き詰めると、 「定義が何であるかを意識すること」 「物事を定義に従って証明できること」 に尽きるのではないかと、 今思いました。 知識量は、 実はそんなに重要ではないのではないかと。 これは、 もうちょっと考えてみたいと思います。 どうせ 1 月には、 学生向けの説明会でゼミに関する話をしないといけないので、 それまでに少しまとめてみよう。

2010年12月04日(土) 出張 1 日目

久々に出張して、 一日だけの研究会に参加しました。 久しぶりの都会です。 とりあえず調子に乗って、 朝食は朝マックで、 昼食では 1500 円の親子丼を食べました……。 で、 研究会ですが、 一日だけのものだった割には遠方からの参加者も多くて (僕も遠方だけど)、 非常に盛況でした。 つか、 参加者の半分くらいは知らない人だったので、 何かちょっと年寄りの気分になりました。 夜は、 講演者と主催者を囲んだ飲み会。

2010年12月05日(日) 出張 2 日目

久々の出張です。 研究会は昨日で終わりで今日は帰るだけなので、 非常にゆっくり寝ました。 一人で好きなだけ寝れる時に寝ておかないと (まぁチェックアウト時間までには起きないといかんけど)。 で、 ゆっくりしたとは言っても、 奥さんから早めに帰って来いという指令もあったことだし、 16:00 くらいには帰宅。 家に帰ったら、 奥さんは疲れていて上の子は遊ぶ気まんまんだったので、 上の子を連れて最寄のショッピングセンターに買い物に行きました……。

2010年12月06日(月) 予防接種

今日は大学から速攻で帰宅して、 家族 4 人で小児科に行きました。 子ども 2 人にインフルエンザの予防接種をするためです。 ……しかし、 小児科の待合室でマスクもしないで咳をしまくってる子ども、 何とかならないんだろうか。 うちの下の子は、 予防接種に行く → 待合室で風邪をうつされる → 次の予防接種が遅れる、 というのを繰り返してる感じです。 小児科の待合室、 もうちょっと小分けにするとか、 何らかの対策が欲しいところです。 待合室で風邪をうつされるのが怖いので小児科に連れて行きにくい、 というのは、 いろいろ本末転倒だと思う。

2010年12月07日(火) 美容室

奥さんが美容室に行きたいと言うので、 僕は午前中は自宅で下の子の面倒を見ていました (上の子はプレ幼稚園に行ってる)。 ということで、 下の子を抱っこしながら洗濯物を干したり、 サッカーの録画を観たりしました。 まぁ、 この程度なら、 子どもの相手は楽なものです。 仕事が片付かないとか、 やりたい研究を進める時間が取れないとか、 そういうストレスさえなければ……。

2010年12月08日(水) 外国人からの質問

僕の所属大学に、 僕のゼミではありませんが、 外国から来た大学院生が居ます。 日本語は少しなら話せる、 という程度らしいです。 で、 その人が質問しに事務室にやって来たそうなのですが、 事務の人が英語が分からないとかで、 何故か僕のとこに回って来ました……。 理由は分かりませんが、 英語で困ったことがあると、 僕のところに回って来ることが多いような気がします。 ちなみに外国人の人の質問は、 使いたいコンピュータソフトがあるのだけど誰か持っていないか、 というものでした。 うん、 だったら僕のとこじゃなくて、 計算機の専門家のとこに回せば良かったんじゃないか。

2010年12月09日(木) コードネームは 「信長計画」

今学期にやっている、 学部 4 年生および大学院生向けの講義ですが、 今回は真面目に講義ノートを (TeX で) 作成しています。 この講義の内容は、 僕のゼミの学生には勉強して貰わないといけない、 少なくとも修士論文を書くためには絶対必要、 というものです。 ですが、 適当な教科書が無くて困っています。 無いのなら、 自分で書いてしまえ、 ほととぎす (字余り)。 目論見としては、 頑張って書いといて、 来年度以降のゼミで学部 4 年生とかが読んでチェックしてくれたらいいなぁ、 という感じです。 ですが、 講義ノート作成なんてやってられるのは子どもが寝静まった後だけなので、 なかなか進みません……。 この計画は、 鵜飼作戦に続く第二段ですが、 さて、 どうなるでしょうか。

2010年12月10日(金) ゼミをやってて思ったこと

裸の王様で、 「ここに服がありますが馬鹿には見えません」 というのがありますが、 数学だと、 「この本に答えが書いてあるけど馬鹿には見えません」 というのは普通にあるなぁ、 ということを思いました。 学生は、 修士論文とか卒業論文とかを頑張っております。

2010年12月11日(土) 年度末に向けて

年末に向けてではなくて、 年度末に向けて、 今年度の科研費の残りとにらめっこをしています。 僕の所属する大学、 今年度予算の締めが異様に早いのです。 ということで、 今年度の出張予定とか人を呼ぶ予定とかを、 そろそろ確定させないといけません。 ですが、 三月の研究会とか、 まだ未確定のが多いんですが……。 講演プログラムが未確定の状況で出張予定を決めなくてはならなくて、 そして後になって初日の講演開始時間が決まって、 そして 「朝一に行けば間に合うのに前日から行くのは何故ですか」 とか事務から問い合わせが来たりする訳だ (数年前に本当にあった)。 予算の締めの時期は毎年早くなるし、 物品を買う手続きはどんどん面倒になるし、 一体誰のせいだ。

2010年12月12日(日) 子どもと一緒にサッカーできる日は来るんだろうか

週末恒例で、 うちの上の子と一緒に公園に行きました。 今日は、 上の子が 「ボールを持っていってサッカーする」 などと健気なことを言うので、 ゴムボールのようなものを持参しました。 ですが、 ボールを蹴って遊び始めて 30 秒くらいで、 上の子がボールを手で拾おうとしてそのまま乗り上げて転んで、 「サッカーやめてお砂場行く」 とか言い出して、 あっと言う間にサッカー終わりになりました……。 うーん、 僕としては、 砂場よりもサッカーしたいんだけど。

2010年12月13日(月) 大量の差し入れ

うちから車で一時間くらいのところ (ただし高速道路を使って) に親戚が住んでいます。 で、 週末のことですが、 その親戚 (複数) が、 趣味の釣りで大量に釣ってきた魚と、 あと別の親戚の畑で取れた白菜やら里芋やらを、 どちらも超大量に持って来てくれました。 どのくらい大量かと言うと、 駐車場から我々の自宅に運ぶときに、 大人 4 人の両手がいっぱいになるくらいです……。 まぁ大体いつも大量なんですが、 今回は本当に吃驚するような量でした。 ということで、 できるだけ同僚にお裾分けする算段をしていますが、 それでも暫くは鍋の具には困らなさそうです。

2010年12月14日(火) ユニットバス工法

ユニットバスというものがあります。 定義は、 「工場であらかじめ天井・浴槽・床・壁などを成型しておき、 現場に搬入した後にそれらを組み立てる浴室のこと」 だそうです。 現場で組み立てるのに比べると圧倒的に手間が少ないので、 工事期間と費用の節約になります。 で、 最近考えていることなのですが、 同様のアイデアで 「ユニット台所」 とか 「ユニットトイレ」 とか 「ユニット和室」 とか、 そういうものは作れないでしょうか。 家とかマンションとかは、 枠組みだけを作って、 後はそこに工場で作ったユニット達を運び入れて組み立てる、 という風にしたら、 相当手間が省けるのではないだろうか、 と素人考えで思いました。 ……最近、 論文の書き方について学生にいろいろ言っている訳ですが、 その時に特に注意してるのが、 「最初から順番に書くんじゃなくて、 ユニットに分割して、 各ユニットごとに書け」 ということだったりします。 そっちからの発想。

2010年12月15日(水) 仕事の計画

仕事というか数学だけに話を限定しても、 やりたいことはいっぱいあります。 やることが無いよりは格段に良い状況ですが、 しかし、 全てをやってる時間は無いので、 何をやって何をやらないか、 ということを考えないといけません。 自分がやりたいことの中でも、 自分がやるべきことを、 やりたいと思う。 自分に出来ることのなかでも、 自分にしか出来ないことを、 やりたいと思う。 元ネタは こちら ですが。 ……とかいろいろ考えながら講義準備とかしつつ、 信長計画 進行中です。 仕事をする前に、 その仕事の位置付けみたいなものをいちいち考えてしまうのは、 職業病なんじゃないかと思う。

2010年12月16日(木) 学生の発表練習

卒業論文や修士論文の発表練習を開始しました。 本番はどちらも 2 月なのですが、 直前になって慌てるのが嫌なので、 前倒しで始めてしまいました。 ま、 出来は人それぞれで、 初回の割には非常にまとまってたのもあれば、 取り組んでる問題も説明しないで計算ばっかり並べてる大馬鹿者もいました……。 まぁ、 前倒しで開始して良かったんじゃないかと思います。 数学の講演は、 発表者が一生懸命頑張ったことをアピールする場ではなくて、 どういう成果が得られたのかを解説する場です。 これは、 卒業論文でもそうです (少なくとも僕はそう思ってやってます)。 発表方法は、 得られた成果を解説する、 という目的から逆算して考えよう…… というようなことをオブラートに包んで学生には言っております。

2010年12月17日(金) クリスマス発表会

今日は、 上の子が通っているプレ幼稚園のクリスマス発表会がありました。 園児たちが学年ごとに出し物をする、 というイベントです。 うちの上の子は 3 歳児クラスで、 歌って踊って一人ずつ名前を名乗る、 という感じの出し物でした。 事前情報では 「小さい子が一生懸命やっているのを見てると泣ける」 という話だったのですが、 それらしき要素はありませんでした……。 ま、 うちの上の子は、 自分の名前も元気に言ってたし (元気過ぎて叫んでるようだったけど)、 楽しく歌って踊ってたようで、 まぁ良かったです。 午後は引き続きクリスマスパーティーと保護者の出し物があったのですが、 そちらは 「参加できるのは一家族に付き一人だけ」 ということになってたので、 僕は下の子を連れて家に帰りました。 で、 夕方から大学に行って、 夜は同分野の人々で忘年会。 忘年会参加者が 30 人以上で、 幹事をやって貰った学生がとても大変そうだった。

2010年12月18日(土) 「世界一受けたい授業」

テレビの 「世界一受けたい授業」 を見ました。 数学 (算数?) の内容は こちら なのですが、 うーん、 はっきり言って期待外れ……。 いろいろ面白そうなネタも含まれていたのですが、 個別のネタが完全にバラバラになっていて、 かつ全体的に説明が足りないので、 非常に散漫な印象でした。 パズル的なものを紹介するのは良いのですが、 その先にあるはずの理屈や理論の話が無くて、 本当にただのパズルで終わってしまってるような感じ。 まぁ、 編集の都合なのかも知れませんが、 もうちょっとやりようがあるんじゃないかと思いました。

2010年12月19日(日) 下の子どもの話

うちの下の子どもですが、 いつの間にか生後 7 ヶ月になり、 いろいろと成長を見せています。 少しずつですが、 うつ伏せの状態で移動 (いわゆる 「ずりばい」 らしきもの) をするようになりました。 ということで、 最近は下の子の相手をする時には、 うつ伏せにして、 お気に入りのおもちゃを手が届かないところに置いて、 それを取らせるようなことをやっています。 おもちゃを置く位置は結構重要で、 近すぎるとあっと言う間に取れてしまうし、 遠すぎると取ろうしない。 おもちゃが置かれていることが認識できて、 取ろうという気になるんだけど、 ちょっとは苦労しないと取れない、 という距離感が重要です。 ……ちなみに、 大学院生に修士論文を書かせる時にも、 僕は同じことをしています。

2010年12月20日(月) 幼稚園の先生の真似

上の子の話。 通ってるプレ幼稚園の終業式が先週金曜に (クリスマス発表会 の後に) あって、 二学期中の様子が書かれた連絡表を貰いました。 そこには、 「○○ちゃん (上の子の名前) は幼稚園の先生達のことを見ていて、 よく真似をしています」 と書かれていました。 ……というので、 思い当たった。 どうも家に居るときに、 僕に向かって 「パパはそこで座って待ってなさい」 とか、 「パパ、 シー、 静かにしなさい」 とか、 いろいろ細かい注文が付くと思っていたのですが、 これらはプレ幼稚園で先生に言われてることだったのね。 いろいろ言われるので、 そろそろ父親離れの兆候があるのかなぁとか思ってたのですが、 単に目下だと思っているだけかも知れません……。

2010年12月21日(火) ボーリング大会

今日は忘年会第二段ということで、 セミナーをやってボーリングをして飲みに行きました。 ここ数年は毎年年末にゼミ内ボーリング大会をやっているのですが、 僕も含めて参加者のほとんどは 「ボーリングは年に一回しかやらない」 という感じです……。 で、 今回は僕はダメで、 3 ゲームやってスコアは 130・150・110 くらいでした。 学生からも今年は調子悪いですね、 みたいなことを言われました。 うん、 まぁ、 今までは 3 ゲームやれば一回くらいは 170〜180 とか出してたんで、 確かに今回は悪いんだけど、 話を聞いていると、 学生の中では勝手に 「毎ゲーム 170〜180 を出してた」 と脳内変換されてた模様です。 イメージって怖いですね。 ということで、 夜は飲み会。 今日は同分野だけなので、 20 人程度の規模でした。

2010年12月22日(水) 運転適正チェック

昨日、 忘年会で飲んで帰って来たら、 奥さんが自宅で 運転適正eチェック をやってました。 で、 僕もやってみました。 ……結論としては、 とりあえず、 お酒を飲んでない奥さんよりも、 お酒を飲んでる僕の方が、 運転適正はあるらしい。 ま、 僕はこういうゲーム系は基本的に得意なんですけどね。

2010年12月23日(木) 日本代表の待遇改善

日本のサッカー選手の選手会が、 日本サッカー協会に待遇改善の要求を出しているそうです。
選手会が日本代表選手の待遇改善を要求
選手会が要求しているのは、 日本代表に関する待遇の改善だ。 例えば、 代表戦には出場給はなく、 日当が1万円。 (中略) そのほかにも肖像権が認められないため、 代表ユニフォームの売上は選手には還元されず、 代表で怪我をした場合の補償も明文化されていない。
僕は、 上のような選手会の要求に、 基本的に同意します。 サッカー選手ならば、 日本代表には無償で協力して当然である、 というのはちょっと古い考えだと思うのです。 当事者の善意だけをベースにした活動は、 全体の規模が小さい場合には良いですが、 規模が大きくなった場合には無理が生じると考えます。 ……ところで、 この話、 実は数学者の置かれている状況と結構似ている。 サッカー選手がクラブチームに所属しながら代表チームで試合をするのと同様に、 数学者も、 大学に所属しながら学会などの仕事をしています。 僕がやったことのある仕事は論文の査読くらいですが、 そういう仕事は基本的に無償奉仕です。 まぁ数学業界の発展のためだと思って出来る範囲で協力していますが、 最近は善意で協力するにはちょっと無理があるような頻度で査読依頼が来たりするので、 もうちょっと何とかならんもんかと思っていたりする次第。

2010年12月24日(金) 学生が初めて書く論文

ここ 3 日ほど、 学生の原稿チェック (どっかの研究会の予稿で、 ちなみに今日が締切) に追われていました。 その学生は、 本人なりに余裕を持って 3 日ほど前に原稿を完成させて、 僕にチェックを求めて来ました。 しかし、 この原稿は日本語の予稿集とは言え、 その学生にとっては初めて書く論文だったのです。 で、 これは多分誰でもそうだと思いますが、 最初に書いた論文は、 ちょいちょいと修正した程度で読めるようにはなりません……。 ちょっと迂闊でした。 ということで、 この 3 日ほど、 凄いスピードで添削して付き返して書き直させて、 とかいうのを繰り返していました。 疲れた……。 で、 今日の夕方に僕の両親が来訪。 夕食は、 家で一緒にクリスマスっぽい料理を頂きました。 美味しゅうございました。

2010年12月25日(土) 墓参りなど

僕の両親が来訪中で、 今日は一日お出掛け。 我が家から車で 1 時間ほどのところに代々のお墓があるので、 墓参りに行ったり、 ついでに諸々の用事を (両親が) 片付けたりしていました。 うちの子ども達は、 下の子は訳が分かってないので大人しくしてて、 上の子はいろいろ文句を言ってました。 昼食に入ったうどん屋で 「いつものうどんと味が違う」 とか叫ばないでおくれ…… (この 「いつものと味が違う」 というのは、 うちの上の子的に最近の流行り言葉らしい)。 しかし、 そんなに大暴れしたりしないでちゃんと一緒に行動してくれたので、 うちの上の子は割と聞き分けが良いんじゃないかと思いました。 主に食い物に釣られてたとは言え。

2010年12月26日(日) 両親来訪終了

僕の両親が来訪していましたが、 今日で帰りました。 うちの上の子は、 かなりお祖父ちゃんお祖母ちゃんには懐いているようで、 居る間はせっせと遊んで貰っていました。 いやぁ、 昨日今日と二日続けて 「お祖母ちゃんとお風呂入る」 と言い出すとは思いませんでした。 もちろん有難くお任せしました。 しかし、 夜寝る時は別らしくて、 夜はパパとママと寝ると強く宣言しておりました。 その辺の基準はよく分からん。

2010年12月27日(月) 政府予算

大学にも関係ある時事ニュースの話。 来年度予算ですが、 国立大学運営費交付金などは削減、 しかし科研費とか学振PDとかは増額、 ということらしいです。 詳しくは 政府予算閣議決定 土壇場での研究予算増額 あたりから。 ……ということで感想。 基本路線として、 大学ではなくて研究者に直接お金を渡すシステムに移行する意図が感じられるので、 歓迎しています (大学にお金を渡しても研究機能の増強に使われないんじゃないか、 と思ってるということは 以前 にも書いた)。 研究機能の増強を、 文科省や大学法人に委ねる制度は、 現状では全く上手く行っていない。 その対策として、 彼らに善処を迫るというのは多分無理がある。 ということで、 彼らの権限と機能を制限する、 そして研究に関することは別のとこが監督する、 という路線変更は妥当なものだと考えます。

2010年12月28日(火) 今年を振り返って (1)

年末っぽく今年を振り返ってみます。 今日は数学編。 今年は、 記録によると、 何だかんだで論文を 5 本書いていました (数学の論文が 2 本、 proceeding (解説論文みたいなもの) が 2 本、 そしてサッカーで 1 本)。 自分としては、 今年は子育てにいっぱい時間を使ったなぁとか思っていたのですが、 実は結構なハイペースで論文を書いていたようです……。 これらの半分くらいは鵜飼計画の成果ですが、 それにしても論文執筆作業は僕がしている訳で、 まぁいろいろ頑張ったんじゃないかと思います。 来年は、 現時点での研究の進捗状況から考えると、 実はもっとハイペースになることが予想されます。 ということで、 こんなんを全部自分だけで執筆してると追いつかないので、 来年の目標は 「論文執筆作業も分業できるようにする」 ことです。 現在、 それに関する準備を進行中。

2010年12月29日(水) スケート

今日は他学部の友人一家と一緒に、 スケートに行きました。 友人のところは子どもが 5 歳と 2 歳、 うちの子どもは 3 歳と 0 歳です。 ということで、 どちらも父親と上の子がスケートをして残りは見学、 という段取り。 ……うちの上の子は、 最初は頑張って氷の上に立ってましたが、 途中からは疲れたのと怖くなったのの両方のせいだと思いますが、 もうしがみ付いて来て離れなくなってしまいました。 氷の上に居た時間は、 多分 15 分程度でした。 で、 スケートの後は一緒に昼食。 うちの上の子は、 ちょっと年上のお姉ちゃんと一緒だし、 バイキングのレストランで好きなものを食べれるし、 超ご機嫌でした。 帰った後も、 「また一緒に遊びに行こうねー、 スケートじゃなくて別ので一緒に遊ぼうねー」 とか言ってました。 やっぱりスケートは怖かったか。

2010年12月30日(木) 今年を振り返って (2)

年末っぽく今年を振り返ってみます。 上の子編。 うちの上の子は 3 歳になって、 この 4 月からはプレ幼稚園に通い始めました。 最初は心配でしたが、 何かあっと言う間に慣れたようで、 迎えに行くと 「まだ帰りたくなーい」 とか言ってました。 昨今のニュースによると、 幼児虐待を疑われる兆候の一つに 「子どもが自宅に帰りたがらない」 というのがあるそうなので、 周りから疑われてるんじゃないかと不安です……。 ま、 しかし、 元気に育っています。 プレ幼稚園で先生や友達と接しているお陰か、 何かもうめちゃめちゃ喋るようになりました。 思いっ切り居住地域の方言なのが、 多少気になるところですが。

2010年12月31日(金) 今年を振り返って (3)

年末っぽく今年を振り返ってみます。 下の子編。 下の子は、 今年の 5 月に産まれました。 現在生後 7 ヶ月ほど。 いやもう今年の生活の全ては、 この子が産まれるのに合わせて動いていたと言っても過言ではありません。 上の子をプレ幼稚園に通わせて、 引越しをして、 車を買い換えて、 授業の担当を事前に調整して、 学生の修士論文は前倒しで進めて、 という感じで、 非常に用意周到に準備していました。 ……その甲斐もあって、 下の子も無事に産まれて、 順調に育っています。 なんですが、 なんつーか、 この下の子が産まれたのが今年の話だっていうのが、 どうも信じられません。 何かもう 3 年くらい乳児の相手をしてる気がする。
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