酔歩伝

数学的昨日今日 - 2011年03月

2011年03月01日(火) 飲み会

今日は所属大学の数学系教員が全員集まる懇親会 (飲み会) がありました。 毎年一回ある恒例のものです。 しかしまぁ、 昨今の人員削減の影響と、 あと他大学に異動してしまった方々も多くて、 年々寂しくなっているような気がします。 そんなこと言いながら、 僕も二次会に行きそうな人々と別れてさくっと帰宅しましたが……。

2011年03月02日(水) お別れ遠足

上の子が通っているプレ幼稚園で 「お別れ遠足」 というイベントがありました。 これが直前まで全く情報が無いイベントだったのですが、 結局、 普段もやってるバス遠足に保護者も一緒に行く、 というものでした (子どもだけで行く遠足なのか、 保護者も一緒に行く遠足なのか、 ということくらいは事前に教えといて欲しいものだ)。 ということで、 お別れ遠足には奥さんが参加して、 僕は自宅で下の子の面倒をみていました。 プレ幼稚園のママ友さんで、 僕の職業について知っている人々は、 「数学は暇そうでいいね」 みたいなことを言ってるみたいなんですけどね……。

2011年03月03日(木) 最後の発表練習

ここのところずっとやってる、 大学院生の発表練習をしました。 練習できるのは今日が最後だったので、 もう非常に大変でした。 こんなに長時間に渡って他人の発表練習をしたこと無いぞ (しかも自分のゼミ生じゃない学生の分まで)。 この発表練習、 助教の人がほとんど参加してくれて、 かなりいろいろ助言をくれていました。 その助教の人も、 自分の発表練習になると思ってのことかも知れませんが、 非常に感謝です。

2011年03月04日(金) 旧友

出張しました。 仕事は明日からなので、 今日は大学生の時の同級生と一緒に飲みました。 僕も含めて総勢 5 人で飲んだのですが、 誰一人変わってない……。 最後に会ったのは 4 年くらい前だと思うのですが、 もう何か全然変わってませんでした。 これが 50 歳とか 60 歳とかになったら、 流石に変わるんだろうか。 全く想像が付きません。 まぁしかし、 みんなで 「厄除けに行ったかどうか」 という話題で盛り上がってた辺りは、 多少歳をとったと思った。

2011年03月05日(土) 出身校のイベント

今日の出張先は、 僕の出身大学でした。 で、 そこで、 懐かしい人々といっぱい会って、 そして出身大学の歴史の一端に触れる機会もあったりして、 いろいろと感慨深いものがありました。 あ、 あと、 パーティーでスピーチみたいなものをさせられたのですが、 参加者が勝手に話してて、 あまりスピーチを聞いてる雰囲気でもなかったので、 割と短めに切り上げました。 よく言えば臨機応変。 スピーチはともかくとして、 非常に楽しかったです。

2011年03月06日(日) 移動日

今日は次の出張先への移動日でした。 昼間はせっかくの都会なので買い物をして (都会でしか売ってない子ども用のおもちゃを買っただけですが)、 のんびりと移動。 移動先のホテルでも大浴場に入ってのんびりしました。 そう、 今回はせっかく移動日があるからということで、 大浴場付きのホテルにしたのでした (移動日が無いと、 研究集会中は飲むので忙しくて大浴場どころではない)。 ささやかな贅沢です。 夜ものんびりしようと思ったけど、 同業者から飲みの電話があったので、 普通に飲みました。

2011年03月07日(月) 研究集会 1 日目

今日から研究集会。 今日は、 僕のゼミの M2 の人々に講演の機会を与えて頂きました。 ありがたいことです。 僕のゼミの人々は、 もうめちゃめちゃ練習したので、 非常に良い発表でした。 3 年前に学部 4 年生のゼミに来たころは、 線型写像の定義も言えないくらいだったんですが、 なんかもうビフォーアフターを比べると大変なもんです。 数学を題材にしたビフォーアフターって、 テレビ番組にはならなそうだけど。 夜は大人数で飲み会。

2011年03月08日(火) 研究集会 2 日目

今日も研究集会。 関係者や共同研究者の講演があったり、 あと何故か座長を頼まれたりしたので、 気楽に聞いてれば良いという感じではありませんでした。 夜は全体の懇親会。 二次会は適当に分散だったので、 僕は歩いてる途中で見つけたバーに飛び込みで入ったら、 これがまたウィスキーが各種ある非常に良い店でした。 僕は、 場所に関することはほぼ忘れないので、 来年また行きましょう。 ……そう言えば、 二次会に向かう途中で他の大学の先生方がこちらを見つけて、 「あいつらと一緒だとやばい」 みたいな感じで逃げていったのが、 非常に心外でした。

2011年03月09日(水) 研究集会 3 日目

研究集会最終日です。 講演は午前までで、 お昼ご飯は毎年恒例のうなぎ屋に行きました。 毎年行ってるのですが、 年々一緒に行く人数が増えてる気がします。 今年は 19 人でした……。 なんつーか、 これって、 今日まで研究集会に来てた人のうち半分くらいじゃないだろうか。 帰りは、 同じ大学の人々と一緒でした。 久々に自由席に乗った。

2011年03月10日(木) 出張明け

昨日まで久々に割と長期 (6 日間) の出張でした。 で、 帰って来たら、 上の子が喋る喋る。 6 日間の間に喋りが成長したのか、 その間パパと喋ってなかったのを取り返そうとしてるのか、 よく分かりませんが、 まぁともかく凄い勢いで喋ってて、 ちょっと吃驚した。 僕の記憶の方が退化したんだろうか。

2011年03月11日(金) サッカー大会

今日はゼミの送別会兼歓迎会兼サッカー大会をしました。 今回は、 人数も 15 人居たので 7 対 8 で試合をして、 そして、 何故か話を聞きつけたサッカー経験者が何人か参加してて (ゼミ関係無いけど)、 非常にサッカーらしいサッカーになりました。 夜は飲み会。 今回は飲み会の幹事の引継ぎも兼ねていて、 新 M1 の初幹事だったのですが、 めちゃめちゃ不慣れながら一生懸命頑張っていました。 もうね、 店の選択と料理の頼み方を見てて、 途中で今日の会計が金額高くなるなぁと思ったんですが、 まぁ教員が多めに払えば良いことなので、 何も言わないことにしました。 これから経験積んでおくれ。

2011年03月12日(土) 東北関東大震災

もうずっとニュースを見ていました。 幸いなことに、 我々家族は、 全員何ともありません。

2011年03月13日(日) 東北関東大震災

原発。 現時点での感想。 少なくとも僕が知りたいことは、 現状でどうなってる、 最悪の場合はこういう状況になる、 上手く対処できたらこのくらいの被害で済む、 ということです。 数学に例えて言うと、 定理の主張が分からないまま証明だけ聞いてる、 という感じがしました。 最悪の場合のことを言ってしまうとパニックになると考えてるのかも知れないけど、 しかし何も言わないと、 最悪の場合を超えた状況を想定されてしまうのではないかと。

2011年03月14日(月) 問い合わせが来る

東北関東大震災のニュースを見た海外の友人 (つか数学者) から、 安否確認のメールをいっぱい頂きました。 ありがたいことです。 心配してくれてありがとう。 なのですが、 僕の居住地近辺は吃驚するくらい何もなかったので、 返信する時に寧ろ申し訳ない感じでした。

2011年03月15日(火) 東北関東大震災義捐金

義捐金についてです。 自分のためにいろいろ調べたので、 それを書いておきます。 我々は結局、 次のようにすることにしました。 順番に補足説明。 まず募金先ですが、 「間違いのないところ」 「寄付金控除の対象になるところ」 という条件で考えて、 日本赤十字社が最も妥当ということになりました。 募金情報まとめ などを見ても、 窓口団体はいろいろあっても、 最終的な寄付先は日本赤十字社だったりするので、 だったら直接寄付すれば良いかと。

二つ目の募金方法ですが、 「手続きが楽」 「手数料無料」 という理由で、 窓口で振替をする方法を選びました。 今日、 郵便局の窓口に募金しに行ったら、 日本赤十字社用の義捐金振替用紙を郵便局が用意していてくれました (ちなみに郵便局員の手書きだった……)。 なので、 手間はほとんど掛かりません。 あと、 機械で振替すると手数料が掛かるらしいです。

最後に寄付金控除について。 日本赤十字社への義捐金は、 控除の対象になります。 所得税の控除対象なのは確実。 市県民税の控除対象かどうかは自治体に依存するけど、 どうやらほとんどのところで大丈夫っぽい。 ということで、 確定申告をすると税金が多少戻ってきます。 必要な書類は、 郵便局の振替受領書 (半券) だけです (これに関しては、 日本赤十字社から国税庁への照会それに対する回答 が公開されてるので、 多分大丈夫だと思う)。

さて、 確定申告をして戻ってくる金額を計算してみました。 課税される所得金額が 330 万円から 695 万円の場合、 非常にざっくり言うと、 所得税と市県民税を合わせて寄付した金額の 25% 程度が還付されるようです (計算には 寄附金控除所得税の税率 を参考にしました。 市県民税の方は自治体に依存するのでソース無し)。 寄付した金額を M として計算式を書くと、
所得税の還付金額 = (M - 2000) * 0.2 ,
市県民税の還付金額 = (M - 5000) * 0.9 * 0.1
という感じです。 これはあくまで課税される所得金額が 330 万円から 695 万円の場合の話ですが。 ということで、 10000 円寄付したら 2050 円、 20000 円寄付したら 4950 円、 30000 円寄付したら 7850 円、 という感じで確定申告したら還付されます。 僕の計算が合っていれば。

なお、 ここに書いたようなことを考えたきっかけは 東北地方太平洋沖地震と節税 を読んだことでした。 そのページにも書いてありますが、 いろいろお金の計算をした結果、 このくらい還付があるんだったら寄付する金額を増やしても良いかな、 と考える人が増えたら、 それは全体として非常に良いことだと思うので、 ちょいと長々と書いてみました。 まぁ、 せっかく調べたんで人に言いたくてしょうがない、 というのもありますが。

2011年03月16日(水) 学会中止

月末に早稲田大学で開催が予定されていた日本数学会や、 関連するイベントが、 軒並み中止と決定したそうです。 まぁ、 非常に妥当な判断だと思います。 この時期に東京電力管内で、 電力を消費するイベントは避けるべきだと思います。 ……ということで、 関連して僕のところに共同研究者が来日する予定だったのですが、 「申し訳ないけどキャンセルする」 みたいなメールが来ました。 いや、 非常にもっともな判断だと思うので、 申し訳なくも何ともないです。 あと、 「web 経由で予約した日本のホテルが、 キャンセルは電話でしろと書いてあるんだけど、 電話したら英語が通じなかったので、 何とかしてくれ」 とお願いされたので、 代わりにホテルのキャンセルはしときました。 お安い御用です。 しかし、 ホテルのフロントが英語を話せないと、 実際に外国人客が来たときに困るんじゃないのか。

2011年03月17日(木) 研究をしています

僕の専門分野のことを使って近隣分野の研究をしようプロジェクトを推進していて、 まぁとりあえず最初の一歩としては良い感じかな、 という程度までまとめることが出来ました。 たまたま僕は近隣分野のことを知りやすい立場にいたので、 それを生かして、 我々の専門分野の知識を有効に活用できそうな問題が山ほどあるということを宣伝できたら、 と思っています。 ……学会が中止になったこともあって、 スケジュールに若干の余裕が出ております。 本当に若干ですが。

2011年03月18日(金) リスク分散型

東北関東大震災の後のニュースを見ていて、 何となく思ったこと。 支援物資が避難所に届かない、 被災地に物資が足りない、 というニュースを見ました。 その原因の一つは、 道路や空港などの交通網がやられていることだそうです。 ということで、 無事に事態が収束して復興を目指す際には、 今回の教訓を是非とも活かして欲しいと思う。 要するに、 「交通の要衝」 という位置は、 弱点になる。 そこがやられたら非常に広範囲に影響を及ぼす、 という場所は、 出来るだけ作るべきではない。 ある程度以上の都市に対しては、 そこに行く高速道路が常に二つ以上ある、 というくらいの設計が必要ではないだろうか (サッカーでも、 「パスコースを常に二つ以上確保しろ」 と言われていることだし) (地図を見た限りでは、 宮城県以北の高速道路は、 基本的に一本道しかない)。 これを実現するためには、 ループを作らなければならない。 数学的に言うと、 高速道路をグラフだと思った時に、 そのオイラー数が高い方が良い。 ということで、 数学もそういうところにちょっとは役に立たないかなぁ……。

2011年03月19日(土) プレ幼稚園終業式

今日は上の子が通っているプレ幼稚園の終業式でした。 ちなみに僕は会議でした……。 今日は単なる終業式で、 メインイベントは明日の卒園発表会です。 で、 それに合わせて、 僕の両親が今日来訪しました。 上の子は、 最初は恥ずかしがっていたものの、 すぐに思い出したようで、 一緒に遊んでました。 下の子は、 「これは誰だ、 みたいな感じでお爺ちゃんを見つめる」 → 「気になるのでお爺ちゃんも見る」 → 「目が合うと泣く」 という訳の分からん遊びを繰り返していました。 何度も見つめるので、 怖がってる訳でもないみたいなんだけど、 よく分かりません。

2011年03月20日(日) プレ幼稚園卒園発表会

上の子が通ったプレ幼稚園の最後のイベント、 卒園発表会がありました。 上の子のいる三歳児クラスも、 舞台の上で楽しそうな踊りを披露してくれました。 正直、 全く統率は取れてなかったけど……。 まぁしかし、 うちの上の子は、 一年近く前の入園式の時には知らない人に囲まれて緊張の面持ちでじっと固まっていたので、 それから考えると成長したものです。 お世話になりました。 発表会は午前中で終了。 午後は保護者一名だけ参加可の謝恩会があったので、 上の子と奥さんはそれに参加。 僕と下の子と僕の両親は、 外でお昼ご飯を食べて帰りました。 下の子は、 昨日で慣れたのか、 僕の両親に抱っこされても泣かなくなったので、 ちょっと楽ができた。

2011年03月21日(月) 両親帰宅

来訪していた僕の両親が帰っていきました。 発表会に来て貰う話は割と急に思いついたことで、 僕の両親は関東在住なので、 仕事が無いなら暫くこっちに疎開してはどうでしょうか、 という積もりでした。 しかし、 どうも仕事があるみたいで、 普通に連休中だけの滞在になってしまいました……。 そう言えば、 両親の家にはカセットコンロの燃料はあるけど本体が見当たらないとか言ってたので、 我が家にあったカセットコンロを進呈いたしました。 ま、 我が家にあったカセットコンロ、 そもそも僕の両親から 「もう使わないからあげる」 ということで貰ったものなんだけど。 そりゃ見当たらんわ。

2011年03月22日(火) 結婚式記念日

今日は結婚式記念日です。 結婚記念日を入籍した日と定義すると、 それは別の日です。 なので、 まぁはっきり言って例年完全に忘れています。 今年は、 上の子のプレ幼稚園のイベント関連でカレンダーを見ることが多くて、 それで思い出して、 数日前には 「何か美味しいものを食べに行こうか」 などと相談していました。 ……のですが、 当日になったら、 やっぱり忘れてました。

2011年03月23日(水) 卒業式

卒業式が無事に行われました。 数学科では、 卒業証書授与の後に簡単なパーティー (ジュースとスナック菓子が用意されてるだけ) があるので、 それに顔を出して、 卒業生としばし歓談。 いやまぁしかし、 今年度修士を修了する学生若干名は、 やる気も元気もあるのですが、 如何せん数学が出来ませんでした……。 ということで、 発表練習とかを物凄い頻度でやったてたのは、 先月あたりの日記に書いた通り。 その甲斐もあって、 それなりの修士論文を書いて、 そして立派な発表をしてくれました。 僕にとっても、 彼らの指導をしたことは、 自分が教員として成長していく上で、 非常に有益だったと思います。 おこがましいかも知れませんが、 アーセン・ベンゲル - 教訓と道徳の監督 に書いてあるエピソードと同じようなことを感じました。
ベンゲルが名古屋の監督に就任して間もないころから、 彼は選手を指導するのに際して多くの違和感を感じていた。 それは、 本来ならば彼が監督として行わなければいけなかったことの多くについて、 おざなりにしていたことに気が付いたことだ。 つまり今までならば選手のレベルが高かったことで監督が口を挟まず選手任せにしていた部分が、 そのようなやり方が日本では通用しないことを感じ取っていた。
ま、 後から思えばってことで、 やってる時は大変でしたけどね……。

2011年03月24日(木) 学部教育に関する戯言

ちょっと前に僕のゼミの学生から聞いた話。 僕の所属している数学科では、 大学院生が学部生の質問を受け付けるという制度があります (相談役に選ばれた大学院生が、 決まった時間に決められた場所で質問受付のために待っていて、 数学科の学部生なら誰でも質問することができる、 という制度)。 で、 今の M1 は、 学部生の時に僕が学年担任をしていた学年で、 その学年の授業を僕はいっぱい担当しました。 ということで、 僕のゼミの学生曰く、 他の学生は僕のゼミではないにも関わらず、 「M1 の人達の質問への答え方が、 みんな rosso 先生そっくり」 だそうです……。 学部生が質問をすると、 相談役の人達はみんなして、 「その言葉の定義は何ですか?」 とか 「示すことは何ですか?」 とかいうことを、 ほぼ確実に聞き返すそうだ。 で、 「それが分からないと何をやっていいか分からないよね」 とか言ってるんだそうな。 いやぁ、 非常に喜ばしい限りです。 ということで、 相談役に選ばれてるのは成績が良かった方の人達だということは差し引いても、 学年担任やって良かったなぁ、 と。

2011年03月25日(金) 良く言えば想像力豊か

上の子のプレ幼稚園も僕の仕事も春休みになって、 遊ぶ時間が長くなっています。 布団の上でバランスボールに乗ったり、 とかいう他愛もない感じの遊びですが。 で、 僕と上の子が二人で布団に潜って、 ここが窓、 ここが出口、 とか言ってる時に (布団を家に見立ててそこに隠れてる、 という感じの設定)、 上の子が 「あれ、 出口が無いねぇ」 と言いました。 僕は何も考えずに、 「そうなのです、 出口が無いから出られないのです」 と答えました。 そうしたら、 何やらいろいろ想像が膨らんだらしく、 上の子が号泣……。 いや、 確かに申し訳なかったけど、 しかし怖がり過ぎだろ……。

2011年03月26日(土) 上の子と公園

上の子と二人で車で公園に行きました。 公園の遊具で遊んでいて思ったのですが、 上の子は、 ちょっとずつ独立心が出てきたようです。 周囲で子どもがいっぱい遊んでる場合には、 安心するのか、 僕がすぐ近くに居なくても一人で遊べるようになってきました。 しかし、 上の子がその状況を僕に言う時に、 「お友達がいっぱいいるから、 パパは見えないところに行ってて」 というのは、 なんか非常に疎外感を感じます……。 まぁもちろん、 目が届く範囲で遠巻きながらも見守っていますが。

2011年03月27日(日) 工作好き

上の子の話。 僕と奥さんの共通の感触なのですが、 うちの上の子を見ていても、 全く理系っぽい感じがしません。 この子が数学の問題を解いてるところが想像できない、 という感じです (今の時点で数学の問題を解いてるところが想像できる子どもってのも嫌だけど)。 なのですが、 上の子は、 紙とかセロハンテープを使って工作をするのが大好きです。 で、 それを見た僕の両親によると、 「こうやって訳が分からんものを作ってるのは、 rosso が小さい頃にそっくりだ」 だそうです……。 いや、 全く記憶にないんですが。 まぁ、 僕に似てるとして、 だから理系って訳でもないと思うけど。

2011年03月28日(月) 原稿執筆依頼

4 月中旬に海外出張することになっています。 招待の話が来た時点ではセミナー講演をするという話だったのですが、 いつの間にか研究集会になってて、 そしていつの間にか講演を 2 回することになってて、 しかも講演時間は各 90 分で、 さらに今日になって 「講演内容の原稿を pdf で事前に送ってくれ」 とか言って来ました……。 そう言えば、 一年ちょっと前にそこに行った時もそんな感じだったなぁ、 ということを今更思い出した。 そんなことはすっかり忘れてて、 2 回の講演は全く別の話をすることにしてしまいました。 という訳で、 これから 2 週間でサーベイ論文 2 本書きます……。

2011年03月29日(火) 5月の海外出張

執筆中のサーベイ論文はともかくとして、 5 月末には別の海外出張があるので、 その航空券を予約しに行きました。 いろいろと原発と停電の影響を鑑みて悩んでいたのですが、 結局は成田経由にしました。 時間は掛かるけど関空から南回り (ちなみに行き先は直行便が飛んでないヨーロッパ) にしようか非常に悩んだのです。 で、 昨日両方の時間と料金を調べて貰って、 南回りにしようと決めて、 そして今日トラベルセンターに行ったら、 南周りの便が満席になってました……。 ということで、 必然的に成田経由北回りになりました。 悩んだ意味無し。

2011年03月30日(水) 学生と研究打ち合わせ

年度末です。 ですがここのところ、 来年度の修士論文に向けて、 学生と研究打ち合わせを進めています。 何だかんだで一年中誰かの修士論文のことをやってる気がします……。 一応いろいろ考えて、 やる気と能力がある学生は勝手に先に進めるように、 というシステムを考えて、 それを実験しながらやっております。 で、 まぁ割と順調に進んでるんではないかと。 M1 の今の段階で、 あとはまとめれば修士論文くらいなら余裕でクリアー、 とかいう結果を出してるのは、 本当に偉い。 なんだけど、 何だかんだでちっとも楽にならないのは何故でしょうか。

2011年03月31日(木) 委員会仕事

学科ではなくて学部の委員で、 評価とかに関わるやつを実はやっています。 で、 それに関係する雑用を頼まれていました。 数学科の全ての教員の今年度の研究業績をまとめる、 という仕事です……。 ということで、 原稿の締切を横目で見つつ、 ここのところ大学では主に word と格闘しておりました。 これぞまさに雑用という感じです。 ちなみに、 こないだ他大学の先生達から聞いたところによると、 「普通はそういう評価に関する委員は教授がやるものだ」 だそうです。 そんなこと僕に言われても。
inserted by FC2 system